あなたの教室開業をサポートします
まず、なにから始める?
世の中にはおもしろいことが溢れてる。
茶道・華道のように「道」を極める習いごと。
フラワーアレンジメントのような、生活をオシャレに過ごす趣味。
いつかは外国に行って、現地でペラペラ会話を楽しみたい人には語学の学校…などなど。
学びたい、成長したい、できるようになりたい、もっと知りたい…。
人をステップアップさせる原動力は「向上心」です。
サービスの屋号を決めましょう。まだ暫定でいいです。
準備を整えていく過程で、あなたのお店にふさわしい屋号は、きっと変わりますから。
何を提供できる教室か、書き出してみましょう。
でも、はじめから大風呂敷を広げず、自信を持って提供できる「学び」が何か、自問自答することから始めます。
まず、暫定の教材を作りましょう。
はじめはA4用紙に手書きしたものでいいんです。
あなたの初めての生徒さんに、何を提供できるのか。
どんな順番で、どんなふうにわかりやすく伝えたいのか。
教材の内容をあれやこれやと思案しているうちに、あなたが本当に伝えたいこと、知ってもらいたいことが、すーっとカタチが見えてくる(カタチになってくる)ようになります。
教えたい・伝えたいことをひとつずつ集めているうちに、要素が発酵してきた瞬間です。
ビジョンを描く
ここで言う Vision とは、あなたが頭に描いた教室のイメージ。
どんな感じの教室に、どんな生徒さんが集まってきて、あなたがどんな風に何を伝えているのか。
想像してみましょう。
あなたがどんな教室を始めたいのか。
理想とする教室をイメージしてください。
「あんな教室にはしたくない」という、ネガティブイメージをお持ちの人もいるかも知れません。
そんなことからでもいいですよ。
あなたが始めたい教室の理想を、ことばで書き出しましょう。
カタチから入る人もいます。
阪急宝塚線沿線のどこか洒落たビルの一室で、
主婦向けにホームベーカリー教室をオープンする。
教室内はホワイトの漆喰の塗り壁、
アーリーアメリカン調の大きなテーブルを中心に据えて、窓には○○○…。
まずは、そんなことからイメージしてもいいですよ。
ビジョンは、理想の視覚化から。
どんな教室で、どんな生徒さんに、どんなことを、どんなふうに教えたいのか。
教室の役割を、視点を変えて想像してみると
・この地域の生徒さんに、どんな影響を与えていきたいのか。
・どんなことができる生徒さんを増やしていきたいのか。
私ひとりで始めるちっぽけな教室が、何年か後には、その街の文化や彩りを変えていく核になっているかもしれません。
でも、はじめから大きな使命を担ぐ必要はありませんよ。
等身大の、自分ができる規模の教室からスタートしていきましょう。
ビジョンを言葉にできない
さて Vision を言葉にしていこうとすると、たちまち手が止まってしまう。
どんな感じの教室にしたいのか、内装のイメージは持ってる。
でも、どんな生徒さんを集めるの?って、平日の昼から通える人って「主婦」でしょ。
何を教えているのか?って、ホームベーカリーなんだから「製パン」に決まってるじゃない。
ん? ほかになにか?
あなたの頭の中に描いたVision、その目に浮かぶような視覚的イメージは、やがて広告宣伝のためのツールを制作するために、 言葉に置き換えていく必要が出てきます。
たとえば、あなたの頭に思い描く
□教室の目的
□教室が果たす役割
□教室がもたらす影響
□教室に通う生徒さんに何を得てほしいのか
□その生徒さんを媒介にして、どんなことが拡がってほしいのか
□その街で、どんな評判が広まって欲しいのか
□教室をひと言で言うと「○○○な教室」
こんな風に、漠たるイメージから、少しずつ焦点をしぼって
具体的な質問と答えに置き換えていくといいかもしれません。
あなたの思いは、言葉に置き換えない限り イメージのままです。
コトバは、イメージを伝えたい側と受信する側の〈理解をつなぐもの〉です。
よって、あなたが理想とする教室のイメージ〈Vision〉は、あなたの頭の中だけでなく、コトバに置き換えておきたい。
あなたの教室への思いを、コトバとして言語化し、伝達ツールに乗せていかなければ、伝わりっこないわけです。
でも、自分が何を考えているのか、自分がいちばんわかっていない。
これもまた真なり。
自分が何をめざそうとしているのか、あーでもない、こーでもないと迷う。
友人に相談すれば、適当なことを言われて「そうかもしれない」と思い
別の知人にポロッと口を滑られば「即刻止めときなさい」と開業を制止される。
自分の教室の内容に自信がないから、人から求められる要素を全部取り込めるようにならないと開業できないような気がしてくる。
100点満点の教室じゃないと、続かないんじゃないか、とも思う。
でも、100点満点の教室を開くまで準備していたら、老人になっちゃいます。
大手やフランチャイズの教室に比べたら弱点だらけでも、弱点は弱点として持ったまま始めましょう。
大手の教室では叶えられない独自の強みを武器に、弱者のまま勝負していけないものでしょうか。
弊社では、あなたがまだコトバに置き換えられないVisionを、輪郭が現れるよう、あなたの理想の教室についてよく聞いて、コトバに置き換えられるようサポートいたします。