公正な受発注のために

デザインを購入するまでのプロセス

The process up to design purchase

デザインが納品されるまで

お問い合わせからご発注まで

それは長い道のりです。右へ左へ曲がりくねっているはずです。

でも手離れしていくときは、ちょっと寂しくもなるくらい
納品までの道のりは
センチメンタルなジャーニーであります。

だって自分から生まれ出た、分身のようなものですから…


 
初めてのご依頼、または「依頼しようか迷っている」ときも、
「どうせ高いんちゃうのん、せやけどいっぺん話だけでも広げたろか」という様子見・冷やかしの方も
まずは[  LinkIcon  inquiry ]から、お問い合わせください。
 
お問い合わせ入力画面で
できるだけ具体的に、ご依頼したいアイテム(ポスターとかチラシとか…)を挙げてください。
 
「こんなカンジのデザインにしたい」というイメージをお持ちなら、教えてください。
 
「ポスターを作りたい」というご意向であっても、よくよく聴いてみると
貼る場所がない、貼る場所のことなんて考えてなかった、
ポスターを掲出する費用を考えてなかった…という理由で、
他のアイテムを見直すこともあります。
 
 
最初のお問い合わせから、正式なご発注までの流れを示します。
 

1 お問い合わせ
2 ご相談(Online/Real)
3 ご依頼内容の整理
4 概算見積
5 すること/しないことの選定
6 再見積
7 正式ご発注

 
ご依頼人からの発注書の発行をもって、いよいよデザイン開発が始まります。
 
ご発注までに依頼内容は整理されているので、すべきことはハッキリしています。
まっすぐにデザイン開発に取りかかれます。
 
することしないことを仕分けするために
時間をかけて、商品サービスが置かれているマーケット環境を知り
推論議論を重ねて、売るべき商品の勝機を探ります。
 
デザイン開発にかかる前の、商品について知る時間にエネルギーがかかることは避けられないのです。
 
ここを疎かにすると、正しい戦略が立てられず、
依頼主も制作者も間違った道を進んでしまうからです。
そしてそれは、安くはない開発費を結局無駄に使ってしまうことになるのです。
 
ですから
依頼者は「あとよろ〜」と放り投げず、一緒に企画に参加してください。
できるだけ客観的・中立的な正しい情報を共有させてください。
 


デザイン開発の流れ

デザイン開発の開始から納品までの一般的な流れを示します。

ここからは、ピンポンのように
 我々の考え(企画・デザイン・制作物)を提示する
     ↓
 改めたいと思う箇所をどう改めてほしいのか具体的に指示して返す
を繰り返します。(A⇔B)
 
エンドレスゲームにならないよう、いちど拡げた考えは必ず収斂して、完成に向けて絞りこんでいきます。
 

8 プランニング

はい、ここがいちばん時間がかかるプロセスです。

 調べて、調べて、いろんなことを考えて、推論して、筋の通る一本の考えを組み上げます。そこからようやくデザイン制作が始まります。
デザイン作業を始める前に、企画の考えだけを事前に打診する場合もあります。
 

9 デザイン第一稿を提出します

 考えたことを企画書にしたり、スケッチを添えてご提案する、初めのプレゼンテーションです。
 

10 ご検討 → 初校戻し(修正箇所をご指示いただきます)

弊社からの提案内容に対し、社内で吟味していただき、次のステップに向かうためのご指示を頂戴します。
たまに「感動した!」「いまいち…」など、感想だけをおっしゃるご依頼主がいらっしゃいますが、我々が次のステップへ進むには、ご依頼主の具体的な判断とご指示が必要です。
 

11 デザイン第二稿提出

 第一稿への修正指示に基づいて軌道修正したり改造したデザイン第二稿をご提示します。
 

12 ご検討 → 再校戻し(修正箇所をご指示いただきます)

提案内容に対し、社内で吟味していただきます。
 
社内外の関係各部署に対してここでご確認・調整をお願いします。
国内市場で流通する商品なら、国内の法律に照らし合わせてリーガルチェックが必要です。
輸出製品なら、輸出先の国内法への適法確認も必要です。
 
社内で調整・確認していただいた内容をまとめて、デザイン最終案に向けて修正すべきご指示を頂戴します。
 

13 デザイン最終稿提出

すべての問題をクリアした、最終的な完成形をご提示いたします。
 

14 ご検討 → 校了(校正終了のご連絡をいただきます)

ここで制作物内容についてのA⇔Bのピンポンは終了です。
 
「ご依頼主側で印刷に出すよ」という場合は(15)でデータを送稿納品して、我々のミッションは終了です。

15 印刷入稿用データ生成

 
印刷物で納品するご依頼では[印刷データ入稿(16)]に進みます。
 

16 印刷所入稿

 

17 印刷校正紙確認

 修正する箇所があれば、データ修正をして再入稿します
 

18 印刷再校正確認

 

19 ご依頼主確認(全校了のご連絡をいただきます)

 

20 印刷・加工・出荷

 

21 成果物(データまたは印刷物)納品

これでようやく納品です。
 

印刷会社様によって、それぞれの印刷入稿仕様が異なりますので
事前に印刷先がわかっていればお知らせください。

A社向けに生成した入稿データを、B社に入稿すると「なんとなく色が違って印刷された〜」のようなことは、極力避けることができます。