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Start-up your Classroom

教室開業・運営のデザインサポート

「違い」が、差別化の元

Vision は脳に描いた理想像。「こんなふうになればいいな」という、まだ叶えられていない幻想とも言えます。

あなたの理想像を追いかけていくことは、素晴らしいことです。ドーパミンも幸せホルモンもいっぱい出てくることでしょう。

でもちょっとだけ立ち止まって、考えてみてほしいことがあります。

what difference

 
Visionはあなたの教室の理想像ですが、目指すべきゴール像でもあります。

仮に【 3年後に、地域で1番人気のホームベーカリー教室になる】とVisionを掲げたとしましょう。

ここで定義する[地域]とは
=最寄り駅から徒歩10分圏内のホームベーカリー教室

ふむふむ。初めは、ほどほどの商圏かなぁとも思います。
近隣の生徒さんも徒歩や自転車で通いやすい距離ですね。

では[1番人気]の測定方法や根拠は…?
…うーん、これが難しいのです。
No.1であることを示す根拠は、客観的調査に基づいていないと「景品表示法」に違反する、誇大広告・不当表示と判断されてしまいます。

おかげさまで顧客満足度 地域No.1(当社調べ)
という表示を、そのまま受け取る善良な市民もたくさんいらっしゃいます。

「第一位」と言いたい気持ちはよくわかりますが、いったん違う切り口で Visionを考えてみましょう。

「地域No.1」は Visionというよりも「営業目標」かもしれません。

鉢巻きをして片腕を挙げ、エイエイオーと唱和している絵が浮かんできます。
まぁ、絵が浮かんでくることは Visionとも言えますけれど…。

ここで考えてみてほしいことは、
競合になる教室との〈違い〉をどう作るか、ということです。

どこにでもよくある、似たような Vision ではなく、 あなたらしい、あなたならではの教室開業の思いがあるのではないですか?

・教室開業への〈思い〉のあなたらしさ
・教室が提供する〈サービス〉のあなたらしさ
・教室が持つ〈雰囲気〉のあなたらしさ
・講師と生徒が育む〈教室のコミュニティ〉

あなたならではの理想の教室像を、もう一歩掘り下げて、よそとは違う教室のVisionを考えてみましょう。

それは、競合との〈違い〉になり、独自のセールスポイントになります。

マーケティングの世界では、経済学者マイケル・ポーターが提唱した「競争戦略」中の
〈USP:Unique Selling Proposition〉のことです。

ここでの〈Unique〉とは「他社には真似できないほど独特の」くらいの違いのこと。

フツーの大手スーパーマーケットには、フツーの価格で、どこにでもある製品が、フツーに陳列されています。
同じ商圏内で、小さくてもお客様が絶えない地元スーパーには、独特な品揃えや、独特の陳列、ユニークな店員のセールストークが楽しい、なんて〈独自の違い〉があります。

小さくても敗けない、退店に追いやられない商売は、大手が真似できない〈独特の違い〉を持っていて
なおかつその違いが〈大きな差別化〉につながっています。

★ ★ ★
自分が始めたい教室は、フツーに開店すればいいと思っていたあなた。

いちどあなたの教室のことを聞かせてください。
いっしょに「独自の違い:USP」を見つけて、差別化戦略を立てましょう。