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教室開業・運営のデザイン

どこで、どんなふうに教室を始める?

自宅サロンから始めるのはどうですか?

自宅で開業するのが、いちばんの低コスト。
お金をかけずに開業するなら
始まりはココ(自宅)からでいいんじゃない?

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small office, home office SOHOから始めよう


 
自宅の一部を利用して自宅開業すれば、教室用の部屋を借りずに開業できます。
あなたの住まいが、ローン残債がまだ20年残っていようとも、月12万円の賃貸マンションでも、教室スペースのための支出は、ほぼゼロに抑えられます。
これは重要なファクターですよね。
 
自宅開業の教室、これを「サロネーゼ」と呼んでいる人たちもいらっしゃるようです。
以下のような講座は、自宅で開講しやすい教室です。
 
  • お茶(紅茶/茶道/テーブルマナー)
  • お花(フラワーアレンジメント/華道)
  • セラピー(アロマ/フラワーエッセンス/ハーブ)
  • クラフト(刺繍/編み物/アクセサリー/レジンクラフト/シルバー細工/リボンクラフト)
  • 服作り(ソーイング/洋裁/和裁)
  • 美容(ネイル/メイクアップ/ヨガ)
  • 語学(英会話)
  • 絵画(水彩画/油絵/児童画/絵手紙)
  • 習字(書道/ペン字)

 
音が出るレッスンは、防音設備などの準備が必要でしょう。
 

  • 控えめな音がする音楽(鍵盤楽器:Keyboard/弦楽器:Guitar・Violin・Cello・Wood base・Harp)
  • 大きい音がする楽器(鍵盤楽器:Piano/管楽器:Flute・Clarinet・Sax/打楽器:Drum・Percussion/声楽:Vocal・A capella)
  • 和楽器(三味線・三線・二胡・尺八・琴・鼓)

 
集客が成功して、生徒さんが集まってきても、騒音苦情が出れば教室を閉めることになりかねません。近隣への騒音対策はきちんと取り組みましょう。
大きな音がする音楽の指導は、自宅では難しい思います。
 
調理系の教室は、大型のオーブンやシンク、調理器具が揃っているほうが、たくさんの生徒さんが受け入れられます。
自宅での調理系教室は用意できる環境次第で可否が分かれます。
 

  • 製パン(ホームベーカリー)
  • 製菓(洋菓子/和菓子)
  • ホームクッキング(和・洋調理)

 
自宅教室で運営するなら、自宅の家庭用キッチンでできる少人数レッスンからはじめましょう。
 
自宅開業と賃貸開業のコスト比較を書き出してみましょう。

  自宅開業 賃貸開業
初期コスト  -  -
敷金 0 (一般賃貸相場)賃貸料の3ヶ月分
(商用賃貸相場)賃貸料の6ヶ月分
賃貸料 0 50,000円〜
(地域・間取りにより大きく変動)
改装料 0円〜 0円〜(こだわれば際限なく↑)
備品 テーブル、椅子、レッスン用具など
一部は自宅のものも利用可
テーブル、椅子、レッスン用具など
すべて新調
通勤コスト - -
通勤費用 0  (公共交通機関)乗車料(☓往復)
(マイカー利用)駐車場代、ガソリン代
通勤時間 0 自宅からの通勤時間(☓往復)

 
もしあなたのお住まいが持ち家なら、圧倒的にコストメリットのほうが多いです。
「お金をかけずに小さく始める」なら、自宅で教室を始めたいものです。
 

自宅開業のメリット

比較的お金をかけずに始められる

はじめから部屋を賃貸して教室を始める人も少なくありません。
収支計画を立てず「えいやぁ」で始めてしまうと、負債が積もって赤字撤退しまうことになります。
固定費をできるだけカットして、小さくはじめましょう。
 

好きなこと、自信のあること・できることを仕事にできる

前職のスキルを活かして生徒さんを成長させる。
趣味のハンドメイドクラフトを、仲間を集める気分で教室を始める。
 
好きなこと、楽しいこと、時間を忘れて没頭できることに携わって授業料もいただける。充実した毎日が送れそうですよね。
 

自分のペースで収入を得ることができる

自分の都合でレッスンの日時を設定できるようになります。
なにしろそこは、あなたの教室ですから、小国の王様、零細企業の社長様、なんでも自分の好きなように支配できます。
 
まだ子育て中のママさんでも、お子さんが保育園や幼稚園に行っている間だけ教室を開くことだってできます。
 
自宅で開業できる小さな教室は、おもに主婦層が好きなことを趣味の延長で始められて、最初から大きな収益は期待しない代わりに、自分のペースで開くことができる、これが特徴的なメリットです。
 

自宅開業のデメリット

理想の立地を選べない

理想の立地や賃貸物件を自由に選ぶことができません。
「本当は心斎橋界隈で開業したかったのに…」
自宅ではじめるのなら、これは我慢しなければなりませんね。
 

プライベート/仕事の分別がつけにくい

生徒さんが自宅にあがって、教室にする部屋が客間ならまだいいのですが、いちばん広いリビングルームでレッスンをするなら、どうしてもプライベートを晒してしまうことになります。
 
家族写真や家族の持ち物、家庭感が如実に現れる水回りなど、どうカバーしても晒してしまうプライバシーは、あきらめるか、ご家族の多大な協力を仰いで、整理や別の部屋へ収納してもらう必要があります。
 

自宅のスペースが教室の犠牲になる

レッスンに必要な用具も、自宅に保管しておかなくてはいけません。
 
納戸やユーティリティスペースがあるご自宅でも、今保管しているモノを片付けたり処分したり、教室に必要なモノ・機材をすぐに出し入れできるようにしなければならなくなります。
 
収納場所がないご自宅なら、断捨離・処分にもご家族の協力を得ることになります。
 

不特定多数の人に自宅を認知される

生徒募集のためにチラシを配布すれば、たちまちあなたの教室(=自宅)の住所・連絡先電話番号を不特定多数の人に知らしめることになります。
 
すなわち防犯上のリスクはどうしても高くなってしまいます。
 

マンション管理組合の規約で制限されていることもある

集合住宅にお住まいの場合、マンション管理組合の規約に、不特定多数のお客様が出入りするような営業を禁止していることがあります。
 
1〜2人程度の生徒さんが集まるクラスなら、お友達の集まりに見えるので問題にならないかもしれませんが、生徒さんが毎日10人出入りするように繁盛してくると、探りの問い合わせが入ったり、教室運営の停止を管理組合から求められるようになるかもしれません。
 
集合住宅で自宅開業を検討する前に、管理組合の規約を確認しておきましょう。
 

近隣への振動・音への配慮が必要

集合住宅に限らず、戸建てのご自宅でも、レッスン内容により大きな音を出したり、階下への振動から苦情が出ることがあります。
 
じゅうぶんに配慮して、小さい音しか出していないつもりでも、外には音や振動が案外漏れ伝わっています。
 
音を出している本人は美しい音を奏でているつもりでも、他人からすればどんな音でも雑音・騒音でしかありません。
 

住宅地の集合住宅なら看板が出せない(気づきにくい)

「気づきにくさ」と「気づかれにくさ」は表裏一体です。
 
「教室はじめました」と開業を告知したいものの、集合住宅の共用スペースに看板を掲示できません。
 
「○○さんちで教室始めたんだって」とご近所の噂を前向きにとらえ「もっと口コミ拡げてね〜」と宣伝するくらいの(厚かましいくらいの)心構えも、これからは必要になってきます。
 
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弊社では、不動産物件の仲介はできませんが、小さい教室の始め方、どうやってはじめの一歩を踏み出せばいいのかわからないかたへ、ご相談を行っています。
 
以下のボタンから、始めたい教室の構想について書ける範囲で記入の上、ご希望のご相談日程を送信してください。日程調整のご案内をメールでご返信いたします。