記録を残す
記録としての自分史
自分の生きてきた足跡を記録する。
記憶を忘却壷の底から掬い出すために。
思い出したことを忘れないために。
そして、後世に伝承してもらうために。
photo : Hoffnungsschimmer
記録されたものは、残ります。
誰かが持っていれば、あとで再生できます。
まずは自分の誕生から今日まで、自分の周りの〈 できごと〉と〈 自分ごと〉を時系列に並べる「 じぶん年表」づくりから始めましょう。
PCでExcelなどスプレッドシートが使えると便利ですが、手元の付箋にひとつずつ書くことから始めても構いません。
ゆっくり、のんびり、愉しみながら始めましょう。
人生の節目に、自分史づくりをはじめてみましょう
◎定年退職して、自分の時間が自由に使えるようになった時
社会人になって以来、ひとつの企業を勤め上げた方も、いろんな仕事を渡り歩いてこられた方も、長いお勤めの歴史の中で、いろんなドラマがあったはずです。
輝かしい成功体験も、今でも夢に出てくるような悔いが残る体験も、忘れてしまう前に書き出してしまうと、スッキリするそうですよ。
毎日、好きな音楽と珈琲とともに、これまでの人生を回想してみてください。
◎銀婚(25周年)・金婚(50周年)の結婚記念日を迎え、伴侶や家族との人生を振り返る時
25歳で結婚していたら50歳で銀婚式、75歳で金婚式を迎えます。
ご家族にお祝いしていただく際に、これまでのご伴侶との歩みを振り返るチャンスです。
きっと、ご伴侶にもご子息にも「ありがとう」と感謝の気持ちが湧き上がってくることでしょう。
◎リタイア後に始めた趣味が高じて、日々の行動を記録しておきたくなった時
メモ魔のあなた、日記をつけていたあなた。
過去の手帳や日記があなたの人生を記録していますよ。
あなたが忘れていた大切な出来事も、手帳や日記にはしっかり刻み続けられているかもしれません。
これからの余生を毎日愉しく暮らしていけるように、日々の記録をスタートしてみてはいかがですか。
どんどん忘れっぽくなる脳を活性化させて、脳活にもなる日々の記録(Life Log)もおすすめします。
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○月○日:台風でブロッコリ全滅!ピーマンは快調に成育中、明日は10個摘めそうなのでサラダにしよう。
例[行ったことない異国旅行記]
あれこれ目的地探しから待ち遠しい出発準備期間、いよいよ出発〜現地での日々〜名残惜しい帰国便搭乗〜無事帰国〜お土産紹介まで
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毎日を楽しく過ごせそうですね!