Q1 : どのタイミングで見積を検討できますか?
「依頼してみよっかな」と思ったとき、一番最初に「ほんで、なんぼでできるの?」と知りたいものですよね。
「チラシ一律○万円」と単純に料金表示ができればいいのですが、
▶チラシに入り切らないほど原稿量が多かったり、
▶ポストに入らないサイズを想定されていたり、
▶配布先想定枚数が30枚だったり…。
なかなか一律料金でご提供というわけには行きません。
[印刷見積]は用紙・サイズと枚数がわかれば、ざっと見積はできます。
しかしながら、企画・デザイン・制作については、作業内容が拡がりもできれば、狭くもできるので、見積が難しいのであります。
よくよくお話を聞いてみると、チラシを配布するよりも効果的なやり方があったり、ネーミングや意匠に根本的な問題が見つかったりして、
ご依頼を予定されていたアイテムよりも先に検討し直すべき問題が見つかることも少なくありません。
そんな理由から、ご依頼主が何を求めていらっしゃるか、目的や作業の質量を聴き取る「ヒアリング」からはじまります。
ご依頼主のご意向をヒアリングします
弊社にご依頼いただけるものは、すべて「注文建築」「誂えスーツ」のような「オーダーメイド」です。
弊社で請け負うものは「既製品」ではありませんので、すぐにお売りできる在庫もありません。
ですから「今すぐちょうだい」とご注文いただいても、お渡しできるものはありません。
まず、どんな敷地に、どんな家族構成で、どんなふうに住みたいのかをお聞きしてから建築設計が始まるように、デザインも同じようにご依頼主様のお考えを共有することから始まります。
ご依頼要件を整理して、いくつかの「素案」と「概算見積」をご提示します
ここがご質問への回答、見積をご検討いただけるタイミングとなります。
「いきなりラフデザイン」を提示するものではありません。
“こんな考えで、こんなものを作ってお客様に提示したら面白くないですか? ざっとこんな費用でできそうです” という構想が「素案」とご理解ください。
素案は「たたき台」ですので、現実的に実現可能な内容・かけられる費用と天秤にかけながら、汗をふきふき企画構想を収斂(叩かれる)されます。
「もっとバーンとやっちゃってよー、金ならなんぼでもあるんだからさ」という、心と財布が豊かなお客様のために、スペシャルステージも取り揃えていますが、弊社代表が生来の貧乏性のため、指が震えてしまい、うまくいかないことがあります。
素案を下敷きに「制作内容」と「見積」をセットでご提示いたします
3の内容にご承認いただき、正式なデザイン制作のご発注に進みます。
ご依頼主・請負者(弊社)との協議のうえ、ご依頼内容を記載した[ご発注書]をいただいてから、実際の制作作業が始まります。

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