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自分の人生とは何だったのか

誰の人生にも、必ずドラマはある。そう、あなたの人生にも。

自分史は、立身出世を成した成功者だけのものではありません。
「フツーのおじさん」を自認する平凡な人にも、60年の歳月には山あり谷あり。
じっくり伺えば、実に味わい深い人生の足跡が刻まれています。

Hankyu Koyoen Station in the early years

 
60年生きていると、誰しも大切な家族に書き残して、伝えておきたいことが、ひとつやふたつあるものです。

市井の庶民とて、家族に財産は残してやれなくても、子や孫に自分の生き様を残しておくことはできます。

「あぁ、あの時の大変さ、ったら…」
「あの時は、涙をこらえて○○するしかなかったのさ」

自分はこんな時代を、がむしゃらに生きてきたけれど
いい時もあれば、その倍の暗黒時代があった、それが人生。
自分が設計したとおりものごとは運ばない、それも人生。

「恥の多い生涯を送って来ました」…これは太宰治の「人間失格」。
後悔のない人生なんて、あとから振り返ったら、味がしない昆布のようなものです。
涙の味も、汗の味も、苦い後悔の味とともに、振り返った時にこそ深い味わいに熟成しているものかもしれません。

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あなたの大切な人に、あなたが生きているうちに書き残しておかないと、あなたが体験してきた激動の時代の記憶は、あなたの死と共に葬り去られてしまうことになります。

どんな平凡な人生にも、必ずドラマがあります。
その主人公が気づいていないだけなのです。